A1C 計算機

A1C コンバーター
次へ

この A1C 計算機では、HbA1c のパーセント値を推定平均血糖値(eAG)に換算したり、逆に eAG の値から推定 A1C を求めたりできます。ADA(米国糖尿病学会)が公表している A1C と eAG の標準的な関係式を使用し、血糖値は日本の検査で一般的な mg/dL で表示し、必要に応じて mmol/L の換算値も示します。日本の HbA1c は NGSP 値(%)で報告されるのが標準です。結果は学習や検査結果の見直しのための参考情報であり、診断、薬の用量決定、緊急の治療判断には使用できません。

A1C 換算の仕組み

  1. 1

    換算の方向を選ぶ

    A1C のパーセント値を推定平均血糖値に換算するか、eAG を mg/dL で入力して対応する A1C を推定します。

  2. 2

    ADA の公式を適用する

    計算機は eAG(mg/dL)= 28.7 × A1C - 46.7 と、その逆算式 A1C = (eAG + 46.7) / 28.7 を使用します。

  3. 3

    結果を慎重に確認する

    結果には中立的な参考範囲と、検査結果は資格を持つ医療従事者が解釈すべきであるという注意書きが含まれます。

A1C と eAG の計算式

HbA1c は、直近およそ 2〜3 か月間にブドウ糖が結合したヘモグロビンの割合を反映します。推定平均血糖値(eAG)は、この長期的な A1C の結果を、多くの血糖測定器や検査報告書が使うのと同じ血糖の単位で表したものです。この関係はあくまで推定であり、同じ A1C の 2 人でも日々の血糖パターンは異なることがあります。

換算 計算式
A1C から eAG(mg/dL) eAG = 28.7 × A1C - 46.7 7.0% → 154 mg/dL
eAG から A1C A1C = (eAG + 46.7) / 28.7 154 mg/dL → 7.0%
mg/dL から mmol/L mmol/L = mg/dL / 18.0182 154 mg/dL → 8.5 mmol/L

計算例

A1C の結果が 7.0% の場合、7.0 に 28.7 を掛けると 200.9 になり、そこから 46.7 を引きます。推定平均血糖値は 154.2 mg/dL で、四捨五入すると 154 mg/dL です。これを 18.0182 で割ると約 8.6 mmol/L になります。

逆方向では、eAG が 126 mg/dL のとき (126 + 46.7) / 28.7 = 6.02% となるため、計算機は約 6.02% の A1C を表示します。

参考範囲の読み方

結果に表示される範囲は情報提供のみを目的としています。多くの公衆衛生の資料では、A1C が 5.7% 未満、5.7%〜6.4%、6.5% 以上をスクリーニングの目安として挙げていますが、計算機の結果ひとつで糖尿病を診断したり除外したりすることはできません。検査方法、貧血、妊娠、腎臓病、最近の出血、輸血、ヘモグロビン異常症などにより、A1C が実際の血糖状態を正確に反映しない場合があります。

この換算ツールは、単位の理解、受診前の質問の準備、形式の異なる検査報告書の比較などに活用してください。診断、治療目標、薬の変更、高血糖や低血糖の症状については、ウェブ上の計算機ではなく医療機関に相談してください。

よくある質問

いいえ。この計算機は公表された計算式を使って HbA1c と推定平均血糖値を相互に換算するだけです。診断には適切な臨床検査と、資格を持つ医療従事者による医学的な解釈が必要です。

厳密には同じではありません。eAG は A1C から推定した値であり、血糖測定器や持続血糖測定(CGM)の平均は特定の期間の実測値から算出されます。A1C は赤血球の寿命やその他の健康状態の影響を受けるため、両者は一致しないことがあります。

国によっては血糖値を mg/dL ではなく mmol/L で報告します。この計算機は mg/dL を 18.0182 で割って、おおよその mmol/L 換算値を表示します。

いいえ。換算は入力した数値を使ってページ内で実行されます。個人を特定できる医療情報は入力せず、ご自身の診療記録に関わる判断には主治医や検査機関のポータルを利用してください。

いいえ。このツールは学習目的であり、用量調整、緊急の対応、治療の変更には使用できません。治療計画に従い、医療上の判断は資格を持つ医療従事者に相談してください。

関連ツール