並列抵抗計算ツール

並列合計
結果

並列に接続された抵抗器は電流を分かち合います。経路が増えるほど電流も増えるため、合成抵抗は常に最小の抵抗値よりも小さくなります。2 個、3 個、あるいは 10 個など任意の数の抵抗値を、1 行に 1 つ、またはカンマや空白で区切って入力すると、逆数の和の逆数をとる公式(1/R_total = 1/R_1 + 1/R_2 + …)で等価な並列抵抗を求めます。さらに直列合計(すべての値をそのまま足した値)も表示するので、同じ抵抗を 2 通りの配線でつないだ場合を比較できます。

並列抵抗の計算方法

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    各抵抗値を入力する

    1 行に 1 つ、またはカンマや空白で区切って、オーム(Ω)単位で入力します。いくつでも追加できます。

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    並列合計を読み取る

    逆数の和をとる公式が返す値は、常にグループ内で最小の抵抗より小さくなります。

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    直列合計と比べる

    本ツールは直列等価値(すべての値をそのまま足した値)も表示するので、2 通りの配線を比較できます。

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    なぜ小さくなるのかを理解する

    並列経路が増えると同じ電圧でも電流が増え、抵抗は V/I なので合計値が下がります。

公式

並列に接続された n 個の抵抗器について:

1 / R_total = 1 / R_1 + 1 / R_2 + ... + 1 / R_n

一般的な 2 抵抗の場合には、簡便な近道があります。

R_total = (R_1 · R_2) / (R_1 + R_2)

計算例

2 つの抵抗:100 Ω と 200 Ω

R = (100 × 200) / (100 + 200) = 20000 / 300 = 66.67 Ω

同じ値の抵抗 3 つ:3 × 300 Ω

等しい抵抗を並列にすると値はきれいに割り切れます:R = 300 / 3 = 100 Ω

異なる値:1 kΩ、2.2 kΩ、4.7 kΩ

1/R = 1/1000 + 1/2200 + 1/4700 = 0.001 + 0.000454 + 0.000213 = 0.001667

R = 1 / 0.001667 = 600 Ω

使いどころ

  • 電流が既知の分圧回路。 並列抵抗が実効的な分圧抵抗を決めます。
  • LED アレイ。 並列の各枝にある複数の LED は 1 つの電源を共有し、枝ごとに独自の電流制限抵抗が必要です。
  • プルアップ/プルダウン回路。 デジタルロジックの出力には、電源レールへのプル抵抗のテブナン(Thevenin)等価が見えます。
  • 消費電力の分散。 100 Ω を 2 本並列にすると 50 Ω になり、電力処理能力が 2 倍になります。

ヒントと落とし穴

  • 電力は加算される。 並列の 2 本がそれぞれ 0.25 W を消費するなら、その組み合わせで合計 0.5 W まで扱えます。
  • 公差は積み重なる。 5% 公差の抵抗を並列にしても精度はほとんど向上しません。すべての枝が同じ向きにずれるからです。
  • 等しい抵抗は計算が簡単。 n 個の同一抵抗を並列にすると R/n になります。ヒューズや電流検出用シャントの並列に便利です。
  • ゼロ抵抗が勝つ。 0 Ω の枝が 1 本でもあれば、ネットワーク全体が 0 Ω に短絡します。ほぼゼロの抵抗が支配的になります。

並列と直列の早見表

項目 直列 並列
抵抗 加算 逆数の和の逆数
電圧 比例配分 各抵抗で同じ
電流 各抵抗で同じ 分流
電力 比例配分 R に反比例

よくある質問

一定の電圧では、電流の経路を増やすほど総電流が必ず増えます。抵抗は V/I と定義されるので、電流が大きいほど抵抗は小さくなります。公式もこれを表しており、同一抵抗を n 個並列にすると値は R/n になります。

合成抵抗は小さいほうに近づきます。100 Ω と 10 kΩ を並列にすると約 99 Ω になり、10 kΩ はほとんど寄与しません。ほぼすべての電流が低抵抗の経路を通るためです。

はい。1 kΩ・1/4 W の抵抗を 2 本並列にすると 500 Ω になり、合計で 1/2 W まで扱えます。一般的な部品で高い電力を扱う安価な方法で、値をそろえれば消費電力のバランスも保てます。

残りの抵抗は通電を続けますが、経路が 1 つ減るので抵抗値は上がります。故障したのが最小(最も低い R)の抵抗だった場合、合成抵抗は大きく上昇します。冗長性のための並列は、安全性が重要な電流検出でよく使われます。

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