マークアップ計算ツール

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原価・販売価格・マークアップ率のうち任意の2つを入力すると、残りの1つに加えて粗利益率(マークアップ率とは異なる数値)を計算します。マークアップから利益率への換算も表示するため、マークアップで考える仕入先への見積もりと、利益率で報告する損益計算書との間で取り違えを防げます。

マークアップの計算方法

  1. 1

    原価を入力

    1単位あたりの商品原価です。卸売価格、荷揚げ後の原価など、価格設定の基準にしている金額を入力します。

  2. 2

    マークアップ率を入力

    原価に上乗せしたい割合(%)です。

  3. 3

    販売価格を確認

    販売価格 = 原価 × (1 + マークアップ率)。

  4. 4

    利益率を確認

    対応する粗利益率が併せて表示されます。損益計算書との比較に役立ちます。

マークアップと利益率は同じではありません

  • マークアップは原価を基準に測ります:マークアップ % = (販売価格 − 原価) / 原価 × 100
  • 利益率は販売価格を基準に測ります:利益率 % = (販売価格 − 原価) / 販売価格 × 100

50%のマークアップは33.3%の利益率に相当します。100%のマークアップは50%の利益率に相当します。小売業者は通常マークアップで価格を考えますが、財務報告書やMBA流の損益計算書では利益率で語られます。

換算表

マークアップ % 利益率 %
10 9.09
20 16.67
25 20.00
33 24.81
50 33.33
75 42.86
100 50.00
150 60.00
200 66.67

計算例

  • 原価:1個あたり4,000円。
  • 目標利益率:40%。
  • 必要な販売価格:4000 / (1 − 0.40) = 6,667円
  • 導かれるマークアップ:(6667 − 4000) / 4000 × 100 = 66.67%

仕入先が40%のマークアップを提示し、あなたが40%の利益率を必要とする場合、価格を低く設定しすぎています。実際には66.67%のマークアップを設定する必要があります。

価格設定のシナリオ

  • 小売アパレルでは通常50〜60%の利益率(マークアップ100〜150%)が見られます。
  • 食料品などの生活必需品の利益率は1〜5%と極めて低くなります。
  • 宝飾品や専門的な商品ではマークアップが300%を超えることもあります。
  • B2B卸売では利益率は通常25〜40%で、業界によって異なります。
  • **飲食店:**食材費は約28〜32%(粗利益率68〜72%)ですが、その大半を人件費と諸経費が占めます。

損益分岐点の確認

価格をマークアップだけで決めないでください。返品、送料、決済手数料(2.5〜3.5%)、固定費も考慮しましょう。返品率が20%に達し、カード手数料が3%かかると、マークアップ30%でも損失に転じることがあります。

よくある質問

分母が異なるためです。マークアップは原価で割り、利益率は販売価格で割ります。同じ絶対利益であっても両者の数値は常に異なり、マークアップのほうが常に大きい割合になります。

100%のマークアップ(卸売原価の2倍)を意味する、小売業界で伝統的に使われる呼び方です。50%の利益率が得られ、多くの実店舗カテゴリーで基準値となっています。

仕入先やマーチャンダイジング部門はマークアップを使い、財務部門・経営陣・投資家は利益率を使います。相手が不明な場合は、どちらを指しているか明示してください。「原価に対する50%のマークアップ」と「50%の粗利益率」は別物です。

いいえ。この計算ツールは税抜の金額で計算します。消費税や付加価値税は別途加算してください。これらは転嫁される項目であり、マークアップの一部ではありません。

はい。原価と希望する利益率を入力すると、設定すべき価格を返します:販売価格 = 原価 / (1 − 利益率%)

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