画像エンボスフィルター

エンボスは写真を金属を押し出したレリーフのように見せる効果です。エッジがくっきり浮き上がり、広い平坦な領域はニュートラルグレーに均されます。画像をドロップすると、このフィルターは左上からの光を想定した定番の3×3エンボス畳み込みを適用し、結果をグレースケールに変換してPNGを出力します。かつてPhotoshopの「フィルター」>「表現手法」メニューで得られたような仕上がりです。処理はすべてブラウザ内で完結し、画像がサーバーに送信されることはありません。

画像をエンボス加工する方法

  1. 1

    画像をアップロードする

    JPG、PNG、WebPに対応。写真にもグラフィックにも同じように使えます。

  2. 2

    レリーフが現れるのを確認する

    フィルターは即座に適用され、光は左上から当たります。

  3. 3

    エッジを確認する

    エッジはグレーの階調で際立ち、平坦な部分はニュートラルな中間グレーに落ち着きます。

  4. 4

    PNGをダウンロードする

    グレースケールの結果をPNGとして保存します。元のファイルは一切変更されません。

エンボスフィルターの仕組み

エンボスは3×3の畳み込みカーネルで適用する方向性エッジ検出フィルターで、その結果を中間グレーの下地に加算します。

標準的なエンボスカーネル

方向 カーネル
左上 [[-2, -1, 0], [-1, 1, 1], [0, 1, 2]]
右上 [[0, -1, -2], [1, 1, -1], [2, 1, 0]]
右下 [[2, 1, 0], [1, 1, -1], [0, -1, -2]]
左下 [[0, 1, 2], [-1, 1, 1], [-2, -1, 0]]

このツールは左上のカーネルを使用するため、光は常に左上から当たります。文字やロゴなど、ほとんどの被写体に合う設定です。

畳み込み後、結果は128だけシフトされ0〜255にクランプされた後、グレースケールに変換されます。そのため結果はグレーの金属レリーフのように見え、元画像の色は残りません。

期待できる仕上がり

  • シャープでコントラストの高い画像(テキスト、ロゴ)は、くっきりとエンボスされます。
  • 柔らかいポートレートは幽玄な輪郭を生み、肌の質感が誇張されます。
  • 風景はレリーフマップに変わり、山岳シーンで特に迫力が出ます。
  • 平坦な単色の背景は均一なグレーに収束します。

ヒント

  • エンボス前に明るさ・コントラストを調整してください。効果は元画像にあるものをそのまま増幅します。
  • 結果はPNGなので、JPGの圧縮ノイズなしにエンボスのエッジをシャープに保てます。
  • 控えめなエンボスにするには、お使いのエディターで結果を不透明度30〜50%で元画像と合成してください。

よくある質問

これは意図的な仕様です。エンボスは局所的なコントラストの変化だけを表示し、それ以外を中間グレーに割り当てます。出力は設計上グレースケールなので、元の色は引き継がれません。

いいえ。ツールはブラウザ内で画像のコピーに対して処理を行い、元のファイルは一切変更されません。出力はまったく新しいPNGです。

はい。アルファ付きのPNG入力はチャンネルごとに処理されます。透明なピクセルは透明のまま残り、表示される被写体だけがエンボスされます。

エッジが強く、コントラストが中程度の画像です。建築図面、太い書体、漫画風のイラスト、石や木のように質感があり十分に光の当たった表面などが向いています。

関連ツール

このツールは他の言語でも利用できます