向心力計算ツール

向心力
次へ

円運動する物体は絶えず向きを変えており、その変化には円の中心へ向かう力、すなわち向心力が必要です。物体の質量をキログラム、速さをメートル毎秒、円軌道の半径をメートルで入力すると、このツールは向心力をニュートン(N)、向心加速度を m/s² で返します。カーブを曲がる車、軌道上の人工衛星、ひもにつないだボール、遊園地の乗り物の乗客などに利用できます。入力すると結果はその場で更新されます。

計算ツールの使い方

  1. 1

    質量と速さを入力する

    物体の質量をキログラム(kg)、速さをメートル毎秒(m/s)で入力します。

  2. 2

    半径を入力する

    円軌道の半径をメートル(m)で入力します。ゼロより大きい必要があります。

  3. 3

    結果を読み取る

    向心力(N)と加速度(m/s²)がその場で表示されます。

公式

円上を一定の速さで運動する物体では、向心力は中心を向き、次の式で表されます。

F = m · v² / r

向心加速度は、質量を除いた同じ式です。

a = v² / r

ここで、

  • F = 向心力(ニュートン、N)。
  • m = 物体の質量(キログラム、kg)。
  • v = 線速度(接線速度)(メートル毎秒、m/s)。
  • r = 円軌道の半径(メートル、m)。
  • a = 向心加速度(m/s²)。

速さが2乗されている点に注意してください。速さを2倍にすると必要な力は4倍になります。半径を半分にすると力は2倍になります。

計算例

質量2 kgのボールを、半径3 mの円上で速さ5 m/sでひもにつないで回します。まず加速度を求めます。

a = v² / r = (5 m/s)² / 3 m = 25 / 3 ≈ 8.33 m/s²

次に、ひもが供給しなければならない力です。

F = m · a = 2 kg × 8.33 m/s² ≈ 16.67 N

速さが10 m/sに上がると、力は 2 × (100 / 3) ≈ 66.67 N まで跳ね上がります。vが2乗されるため、4倍です。

クイックリファレンス

質量(kg) 速さ(m/s) 半径(m) 加速度(m/s²) 力(N)
2 5 3 8.33 16.67
2 10 3 33.33 66.67
1 4 2 8.00 8.00
1000 20 50 8.00 8000.00
0.5 3 1 9.00 4.50

よくある間違い

  • 速さは2乗される。 vのわずかな増加が力に大きく影響します。半径で割る前に、必ず速さを2乗してください。
  • 半径はゼロにできない。 ゼロでの除算は定義されません。現実の円軌道は常に r > 0 です。半径をゼロのままにすると、計算ツールは0を返します。
  • 向心力と遠心力。 向心力は、物体を軌道上に保つ内向きの実在する力です。感じる外向きの「遠心力」は、回転する基準系にいることによる見かけの効果であり、別個の実在する力ではありません。
  • SI単位を保つ。 質量を kg、速さを m/s、半径を m にすれば、力は直接ニュートンで得られます。km/h、グラム、センチメートルは先に換算してください。

よくある質問

向心力は、物体を円軌道に沿って運動させ続ける正味の内向きの力で、常に円の中心を向いています。これがなければ物体は直線方向に飛び去ります。F = m·v²/r で与えられます。

向心加速度(a = v²/r)は、速度の向きがどれだけ速く変化するかを表し、m/s² で測ります。向心力(F = m·a)は、ある質量にその加速度を生じさせるのに必要な力で、ニュートンで測ります。

公式では速さが2乗されるため、速さを2倍にすると向心力は4倍になります(質量と半径が同じ場合)。高速のカーブではるかに大きな力が必要になるのはこのためです。

入力した数値は、入力に合わせて更新される結果を計算するためだけに当社のサーバーへ送信されます。保存、記録、共有は一切行われません。

関連ツール