トーンアナライザー

次へ

取引先への英文の返信を書き上げたものの、丁寧だが芯のある文面なのか、うっかり刺々しくなっていないか自信がない。そんなときにこのツールは、テキストを7種類の小さな英単語リスト(ポジティブ、ネガティブ、フォーマル、カジュアル、緊急、断定、丁寧、合計約110語のマーカー)と照合し、一致数を数えて、メッセージの感情、文体、圧の強さを、句読点と文の長さの統計とあわせて表示します。使う前に大事な注意点があります。このツールが理解するのは英語だけです。日本語の文章は単語カウンターがラテン文字しか認識しないため、そもそも分析結果が表示されないことがあります。本来の出番は、海外の顧客や上司、同僚に送る英文メールのチェックです。仕組みはAIではなく純粋な単語カウントで、判定結果は英語で表示されます(Positive、Formalなど)。あくまで素早い確認用であり、最終判定ではありません。

ツールがテキストを読む仕組み

  1. 1

    テキストを貼り付ける

    メール、Slackのメッセージ、段落など、1文以上なら何でも。マーカーリストが英語なので、対象は常に英語の文章です。

  2. 2

    単語をリストと照合する

    各単語を、完全一致かつ単語単位で、ポジティブ、ネガティブ、フォーマル、カジュアル、緊急、断定、丁寧の7リストと照合します。

  3. 3

    感情と文体をスコア化する

    ポジティブの一致がネガティブより2つ以上多ければPositive(逆ならNegative)。フォーマルとカジュアルは一致数の多い側が文体となり、同数ならNeutralのままです。

  4. 4

    構造シグナルを読む

    感嘆符と疑問符の数、平均文長も表示されます。単語そのものより、こちらの方がトーンを雄弁に物語ることも少なくありません。

各シグナルが実際に測っているもの

リストは英単語で構成されています。ツールが探している単語の実例は次のとおりです。

シグナル マーカーの例(英語)
ポジティブ great, love, amazing, excellent, glad
ネガティブ bad, hate, terrible, awful, sorry
フォーマル therefore, moreover, pursuant, hereby, shall
カジュアル yeah, kinda, gonna, basically, literally
緊急 urgent, asap, immediately, critical, deadline
断定 must, need, ensure, require, will, always
丁寧 please, thanks, kindly, appreciate, grateful

これらは実際のリストからの抜粋で、合計約110の英単語です。照合は単語単位の完全一致で、“thx”、“thankful”、“needed” のような変化形はカウントされません。

数字の読み方

  • 緊急ワードが1つあるだけでUrgencyはHighになります。 何気ない一文の “asap” がメッセージ全体を緊急扱いにします。受け取る側の感覚もまさに同じです。
  • 短いメッセージに感嘆符が4つ以上あると、言葉がどれほど丁寧でも強い印象を与えます。
  • 疑問文が平叙文より多いと、文脈にもよりますが、相談調あるいは自信なさげに読まれがちです。
  • 依頼文で丁寧カウントが0なら見直す価値があります。“please” や “thanks” のひと言でメッセージは大きく和らぎます。
  • 1文あたり平均25語超は読み手に重くフォーマルな印象を与えます。ただし文体の判定自体は単語リストの数だけで決まります。

使いこなしのコツ

  • 判定は語彙ベースで、文脈は考慮しません。皮肉(“oh, great”)はポジティブとして数えられます。送信前に必ず人間の目で読み返してください。
  • Formalにしたいのに判定がCasualになる場合は、“just”、“basically”、“really” を探してください。英語でトーンを最も下げる単語たちです。
  • 謝罪、返金、クレーム対応などの重要なメッセージでは、本当の緊急時を除き、丁寧マーカー2以上、緊急マーカー0を目安に。
  • 短いメッセージ(20語未満)はシグナルが薄すぎて、文体判定はほとんど意味を持ちません。

英語テキスト専用の設計

マーカーリストが英語のため、判定が意味を持つのは英語の文章だけです。日本語だけの文章は単語カウンターがラテン文字しか認識しないため、分析自体が表示されないことがあります。また句読点の統計も半角の「!」「?」「.」を数える仕組みで、全角の「!」「?」「。」は対象外です。日本からの一番賢い使い方は、送信ボタンを押す前に英文メールのトーンを確認することです。

よくある質問

いいえ。7つの固定された英単語リストとの単語単位の完全一致を数え、シンプルなしきい値で判定しているだけです。だからこそ即時、無料で、結果が予測できます。同時に、文脈を理解できない理由でもあります。

使えません。辞書が英語であることに加え、単語カウンターは日本語の文字を認識しないため、日本語だけの文章では分析が表示されないことがあります。英語で書いた文章に使ってください。そこでこそ真価を発揮します。

できません。語彙ベースのため、“oh, great” も心からの称賛と同じ扱いになります。皮肉の検出には、単語リストをはるかに超える文脈モデルが必要です。

怒りは特定の単語よりも、句読点や文のリズムに表れることが多いからです。感嘆符と断定のカウンターを見てください。感情フィールドが取りこぼすトーンを拾ってくれます。

ざっくりしたフィルターとしてなら使えます。目指す英語のトーンのサンプルを保存しておき、新しい文章のシグナルと並べて比較してください。

はい、当社のサーバーにのみ送信されます。分析はサーバー上で実行され、テキストはその場で処理され、保存はされません。ステップ表示ではステップ間の移動時にページのアドレスにもテキストが含まれます。機密情報の貼り付けは避けてください。

関連ツール

このツールは他の言語でも利用できます