防御率計算ツール

防御率 (ERA)
次へ

投手の自責点と投球回を入力すると、このツールが防御率(ERA)を返します。防御率は、投手が9イニングあたりに許す自責点の数を示す標準的な指標です。防御率はどの投手成績でも中心となる数字で、チームや時代を越えて先発投手やリリーフ投手を比較するのに使われます。入力するそばから計算が即座に更新されるので、投球回や自責点をいろいろ変えて数値がどう動くかをすぐに確かめられます。1試合でも、1シーズンでも、通算成績でも使えます。

防御率の計算方法

  1. 1

    自責点を入力する

    投手が許した自責点の数を入力します。失策によってのみ生じた失点(相手が失策で生還した得点)は数えません。

  2. 2

    投球回を入力する

    投球回を入力します。端数のイニングは小数で表し、1アウトは .333(1/3)、2アウトは .667(2/3)とします。

  3. 3

    防御率を読み取る

    公式成績と同じく小数第2位まで整えた防御率が、その場ですぐに表示されます。

防御率の計算式

防御率は、投手が9イニング、つまり通常の試合1試合分あたりに許す自責点の数を測る指標です。計算式は次のとおりです。

防御率 = (自責点 ÷ 投球回) × 9

自責点を投球回で割って1イニングあたりの割合を求め、それに9を掛けて1試合分に換算します。数えるのは 自責点 だけです。守備の失策や捕逸によって生じた失点は 自責点にならない失点 として除外されるので、防御率は後ろの守備ではなく投手自身の成績を反映します。

具体例

ある投手が45投球回で自責点を12許したとします。

ステップ 計算 結果
1イニングあたりの自責点 12 ÷ 45 0.2667
9イニング分に換算(×9) 0.2667 × 9 2.40

防御率は 2.40 です。つまりこの投手は9イニングあたり約2.4の自責点を許すという意味で、現在の基準では優れた数字です。先発投手なら3.00未満は非常に良く、4.00前後がおおよそリーグ平均、5.00を超えると苦戦を示します。

よくある誤り

  • 自責点にならない失点を数えてしまう。 計算式に入れてよいのは自責点だけです。失策によってのみ生じた失点は防御率には数えません。
  • 端数のイニング。 アウトはイニングの3分の1であって10分の1ではありません。5⅓回は 5.333、5⅔回は 5.667 と入力し、5.3 や 5.6 とは書かないでください。
  • 投球回が0。 イニングがなければ防御率は定義できません(0での除算)。1アウトも取らずに失点した投手は、慣例上は無限大(∞)と表されます。このツールは投球回が0のときは0を返します。
  • サンプルが極端に少ない。 わずか1イニングでも防御率は大きく振れます。この指標は、ある程度まとまったイニング数を経て初めて意味を持ちます。

よくある質問

リーグや時代によりますが、おおまかな目安として、防御率3.00未満は非常に優秀、4.00前後はリーグ平均に近く、5.00を超えると物足りません。リリーフ投手や抑え投手は、投球回が少なく重要度の高い場面を投げるため、先発投手より防御率が低くなることがよくあります。

自責点とは、失策や捕逸の助けなしに生まれた失点、つまり投手が責任を負う失点のことです。守備がミスをしたためだけに生まれた失点は自責点にならず、防御率からは除かれます。

1アウトはイニングの3分の1です。1アウトは .333、2アウトは .667 と入力します。したがって6⅓回は 6.333、6⅔回は 6.667 です。6.3 や 6.6 と書かないでください。誤った割合になります。

正規の試合は9イニングなので、1イニングあたりの自責点の割合を9倍することで、1試合完投あたりに許す点数として表せます。これにより、投球回が大きく異なる投手どうしを簡単に比較できます。

いいえ、入力した内容が保存されることはありません。数値は防御率の計算にのみ使われ、入力が変わるたびに結果を更新するためサーバーに送信され、ステップ形式の表示ではページのリンクにも引き継がれます。ページを離れれば何も残りません。

関連ツール

このツールは他の言語でも利用できます