平方完成計算機

頂点形式
ax² + bx + c を a(x − h)² + k の形に変換します。
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二次式 ax²+bx+c が与えられたとき、平方完成によってこれを a(x-h)²+k の形に書き換えると、放物線の頂点 (h, k) が直接わかります。a、b、c を入力すると、この計算機は標準形 a(x − h)² + k と頂点の座標 (h, k) を返します。微分積分、物理(放物運動)、最適化問題、代数の宿題などに役立ちます。

平方完成の仕組み

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    係数 a、b、c を入力する

    二次式 ax² + bx + c。小数で入力します。分数(1/2 など)は 0.5 のように入力してください。

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    x² と x の項から a をくくり出す

    a(x² + (b/a)x) + c、定数項を x の項から分離します。

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    (b/(2a))² を足して引く

    完全平方を作ります: a(x² + (b/a)x + (b/(2a))²) − a(b/(2a))² + c。

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    標準形にまとめる

    a(x + b/(2a))² + (c − b²/(4a)) = a(x − h)² + k。ここで h = −b/(2a)、k = c − b²/(4a) です。

計算例: 2x² + 8x + 5

ステップ 1、x の項から a = 2 をくくり出す: 2(x² + 4x) + 5

ステップ 2、4 の半分は 2、その 2 乗は 4。括弧の中で 4 を足して引く: 2(x² + 4x + 4 − 4) + 5

ステップ 3、完全平方と残りの項に分ける: 2((x + 2)² − 4) + 5

ステップ 4、2 を分配する: 2(x + 2)² − 8 + 5

ステップ 5、定数項を整理する: 2(x + 2)² − 3

標準形: a = 2、h = −2、k = −3 → 頂点は (−2, −3)。

一般公式

ax² + bx + c の場合:

  • h = −b / (2a)
  • k = c − b² / (4a)
  • 標準形: a(x − h)² + k

なぜ平方完成をするのか

  • 放物線を描くときに頂点を一瞬で求められる
  • 解の公式を使わずに二次方程式を解ける、特に無理数の解で便利です。
  • 解の公式そのものを導ける: ax² + bx + c = 0 を平方完成すると x = (−b ± √(b² − 4ac)) / (2a) が得られます。
  • 微分積分: 微分せずに二次関数の極値を求められる。
  • 放物運動: 上向きに投げたボールの最高到達点は、高さの式を標準形にしたときの k にあたります。
  • 円と円錐曲線: x と y の両方の項で平方完成すると、x² + y² + Dx + Ey + F = 0 を (x−h)² + (y−k)² = r² に変換でき、中心と半径が一目でわかります。

標準形からわかる放物線の性質

  • 頂点: (h, k)。
  • 対称軸: x = h。
  • a > 0 なら上に開き、a < 0 なら下に開く。
  • 関数の最大値または最小値: k。
  • 開き方: |a| > 1 なら狭く、|a| < 1 なら広い。
  • (実数の場合): x = h ± √(−k/a)。k/a ≤ 0 のときだけ実数になります。

よくある間違い

  • 括弧の中で平方完成したあと、a を分配し忘れること。補正の項が変わってしまいます。
  • b/(2a) の符号ミス: h は −b/(2a) であって +b/(2a) ではありません。
  • 2 乗する前に真ん中の係数を半分にしないこと。「b/a の半分を取って 2 乗する」が定番の手順です。
  • a ≠ 1 を放置すること: まず必ずくくり出して計算を簡単にしましょう。

特別な場合: a = 1

a = 1 のとき、手順は次のように簡単になります:

  • x² + bx + c → (x + b/2)² + (c − b²/4)
  • h = −b/2、k = c − b²/4

k が負なら実数解をもつ

k が a と反対の符号をもつとき、放物線は x 軸と交わります。a(x − h)² = −k を解くと、その交点が求められます。

よくある質問

平方完成は頂点(グラフの形)を直接示すのに対し、解の公式は解(根)を与えます。どちらにも使い道があります。y = 0 となる場所を知りたいときは解、グラフの形・最大値・最小値・対称軸を知りたいときは標準形が便利です。

係数は小数で入力します。分数(1/2 や 3/4)は 0.5 や 0.75 のように入力してください。結果は一般的な電卓と同じ浮動小数点の精度で計算されます。

このバージョンは 1 変数の二次式を扱います。x と y による円錐曲線(円や楕円)の場合は、各変数についてそれぞれ平方完成してください。手順は同じで、2 回適用するだけです。

標準形はそのまま使えます。放物線が x 軸と交わらないだけで、実数解は存在しません。この計算機は標準形と頂点の座標を引き続き表示します。

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