アンペアアワー計算ツール

稼働時間

バッテリーは特定の負荷をどれくらい動かせるのか、そして実際にどれだけのエネルギーを蓄えているのでしょうか。バッテリー容量をアンペアアワー(Ah)で、公称電圧をボルト(V)で、機器が消費する電流をアンペア(A)で入力してください。本ツールは推定稼働時間を時間と分で、さらに蓄積エネルギーをワット時(Wh)とキロワット時(kWh)で即座に返します。オフグリッドの太陽光パック、キャンピングカーやボートのハウスバッテリー、UPS、ドローン用バッテリー、購入前に正直な数値が欲しい12 Vや48 Vのあらゆる構成のサイジングに最適です。

ツールの使い方

  1. 1

    容量と電圧を入力する

    バッテリー容量をアンペアアワー(Ah)で、公称電圧をボルト(V)で入力します。

  2. 2

    負荷電流を加える

    機器が消費する平均電流をアンペア(A)で入力します。瞬間的なピークではなく、定常的な消費電流を使ってください。

  3. 3

    稼働時間とエネルギーを読む

    稼働時間を時間と分で、さらに蓄積エネルギーをワット時とキロワット時で確認できます。入力に応じてリアルタイムに更新されます。

計算式

このツールは2つのシンプルな関係式で動いています。稼働時間は容量を負荷電流で割った値です。

稼働時間(時間)= 容量(Ah)÷ 負荷電流(A)

蓄積エネルギーは容量に電圧を掛けた値です。

エネルギー(Wh)= 容量(Ah)× 電圧(V)

そしてキロワット時は単に kWh = Wh ÷ 1000 です。Ah ÷ A ではアンペアの単位が打ち消されるため、稼働時間は直接「時間」で求まります。小数部分は分に変換されます(× 60)。

計算例

100 Ah、12 V のバッテリーで、5 A を消費する冷蔵庫を動かす場合:

  • 稼働時間 = 100 ÷ 5 = 20 時間 = 20時間0分
  • エネルギー = 100 × 12 = 1200 Wh
  • kWh = 1200 ÷ 1000 = 1.2 kWh

負荷を半分の 2.5 A にすると稼働時間は2倍の40時間になりますが、蓄積エネルギーは1.2 kWhのままです。エネルギーは容量と電圧だけで決まるからです。

容量とエネルギーの一覧

容量(Ah) 電圧(V) エネルギー(Wh) エネルギー(kWh)
50 12 600 0.60
100 12 1200 1.20
100 24 2400 2.40
200 48 9600 9.60

落とし穴

  • 使える容量はもっと少ない。 鉛蓄電池は約50 %までしか放電すべきではなく、リチウム(LiFePO₄)は約80〜90 %までです。稼働時間を信用する前に、定格Ahにこの放電深度を掛けてください。
  • ピーカート効果。 高い放電率は実効容量を下げます。特に鉛蓄電池で顕著で、100 Ahのセルでも重負荷では70 Ahのように振る舞うことがあります。
  • 電圧は公称値。 「12 V」パックは満充電の約14.4 Vから空の約10.5 Vまで変動するため、Whは公称値あたりの近似値です。
  • 平均電流かピーク電流か。 定常的な動作電流を使ってください。瞬間的な突入電流からサイジングすると、稼働時間を大きく過小評価します。

よくある質問

アンペアアワーとは、1アンペアの電流が1時間流れたときに供給される電荷量です。100 Ahのバッテリーは理論上、1 Aなら100時間、5 Aなら20時間、10 Aなら10時間供給できます。これは電荷容量を表すものでエネルギーではないため、ワット時を知るには電圧も必要です。

アンペアアワーに公称電圧を掛けます。Wh = Ah × V です。12 Vで100 Ahのバッテリーは約1200 Wh、つまり1.2 kWhを蓄えます。ワット時を使えば、異なる電圧で動作するパック同士を同じ土俵で比較できます。

本ツールは定格容量から理想値を出します。実際には、放電深度の制限、高電流時のピーカート損失、温度、経年劣化、インバーターの効率により稼働時間が失われます。結果は上限値として扱い、お使いのバッテリーの化学組成と負荷に応じて差し引いてください。

いいえ。計算はすべてお使いのブラウザのセッション内で行われ、入力した内容がアップロード・保存・共有されることはありません。数値は現在のページのためだけに存在し、ページを離れると消えます。

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